転職活動をしている人の中には、制服の有無を気にしている人もいるでしょう。仕事でもおしゃれを楽しみたいという人は、制服着用が求められる会社は避けたいもの。反対に、「この会社の制服を着て仕事がしたい」「私服で働きたくない」という人にとっては、制服があることが仕事を探すうえで大きなポイントとなります。ここでは、制服の貸与について解説します。
制服貸与は、文字通り企業側で制服を貸し出してくれることを意味します。制服貸与の条件が設けられているということは、仕事中は基本的にその制服を着用しなければならないことが通常です。そのため、自分の好きな服を着て働きたいと考えている人にとっては、制服貸与が条件となっている企業は希望に合致しない可能性があります。もっとも、裏を返せば自分で服を選ぶ必要がないともいえるため、毎日何を着るかで頭を悩ませなくて済むという点ではメリットが大きいともいえます。制服があることで、これまで服選びに使っていた出勤前の時間を有効に使えるため、気持ちにもゆとりがでます。
また、貸与される制服については、企業ごとに独自のルールが設けられていることがあるため、転職活動を行う場合には、自分にとって問題となるようなルールがないかを入念にチェックすることがポイントとなります。よくあるルールとしては、洗濯は自分で行わなければならないというものや、故意に破ったりしたような場合には、買い取らなければならないといったことなどです。また、退職時には返却しなければならないというルールがあることも多いため、基本的には貸与された制服は、私物と同様に扱うのではなく、会社の備品として大切に管理しなければなりません。